2019年2019年9月から科研費 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))の採択課題推進のため、フロリダ大学を訪問中です。
アメリカビザ申請やフロリダ州ゲインズビル滞在に関しての備忘録を残していこうと思いますので、今後の採択者の方々の参考になれば幸いです。
アメリカJ1ビザ申請(あくまでも私個人のケースですので、ご参考まで)
2019年
1/30 科研費国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))内定
6/4 フロリダ大学歯学部の受け入れ先ラボのボスと国際電話で簡単なインタビュー
(フロリダ大学滞在のポリシーとして英語力の確認が必要で、私の場合はボスの判断で電話インタビューで
OKだったようです)
6/7 フロリダ大学事務部より手続開始案内メールが届く
7/12 DS-2019受領
7/13 SEVIS料金支払い、DS160オンライン申請終了、大阪領事館での面接予約完了
(アメリカの学年が始まる前なので混んでいる?ようなので、面接は2週間先まで予約できなかった)
8/5 大阪領事館にて面接
・持参したもの DS-160確認ページ(5 cm×5 cmの顔写真を添付)
顔写真
有効なパスポート
I-901(SEVIS支払い確認)
面接予約確認書兼ビザ申請料金支払い確認
DS-2019
学術振興会の英文証明書(科研費の使用ルール等の説明を参照)
・以下は持参していたが、確認されなかったもの
古いパスポート
尚絅学園の辞令と自分で英訳した別紙(財務的、社会的なつながりを証明するため)
肥後銀行残高証明書(英文)
九州大学大学院博士号取得証明(英文)
CVと学術論文リスト(英文)
フロリダ大学歯学部からのInvitation Letter
・面接 領事館3階で書類チェックと指紋スキャン後、2階で領事館職員に「(日本語で)滞在の理由は?」、
「(英語で)誰が費用を出すのか」を簡単に聞かれて終わる。
このやり取りは、対応してくれる職員や申請者の事情で大きく異なると思います。
今回は特に指摘されることも無く、「ビザが承認されました」と言われて面接終了。
顔写真は返却された。
8/8 J1ビザがレターパックプラスで送られてくる
フロリダ州運転免許
○DMV Exam
・事前に無料で練習できるウェブサイトなどで慣れておく。"Florida, DMV, Exam"などで検索するといくつか見つかります。
・受験の予約をする。自分はバトラープラザのタックスコレクター内で受験しました。ゲインズビル周辺のその他の場所は、https://www.flhsmv.gov/locations/alachua/で確認できます。
・持参した物は、パスポート、DS-2019、SSNカード、日本の免許証、国際免許証、住所の確認のためにGRUの請求書とアパートの契約書。詳しくは、FLHSMVのサイトで確認できます。
・チェックイン後、カウンターでパスポート等の確認、写真撮影、手数料支払い後、すぐにタッチパネルでの試験開始でした。試験時間は1時間、50問中40問正解で合格、わからない問題はスキップして最後に回すことが出来ます。試験レベルは、上記の練習サイトよりかなり簡単な印象でした。練習サイトでは4択や5択の問題で、60-80%程度の正答率だったので、1回では合格出来ないのではと心配していましたが、実際は3択かつ道路法規よりも運転する上での一般常識(パンクした時にどうするか、あおり運転をされた時にクラクションを鳴らさない、など)を問うような問題が多い印象でした。自分は42問までで40問正解に達しましたので、そこで終了となりました。
・再度チェックインカウンター、受付カウンターで手続きを進め、書類確認、視力検査と逮捕歴等の質問後、Leaner's Licenceを受け取りました。入国後30日までは国際免許証での運転が可能ですのでLeaner's Licenceは不要ですが、念のため作っておきました。
○Driving Skills Test
・ウェブページから、受験予約する。
・当日は、レンタカー、レンタカーの契約と保険内容の書類、Leaner's Licence、SSNカード、パスポート、DS2019、I94、日本の免許、国際免許を持参した。
・ 受付でチェックイン後、視力測定、カウンターで写真撮影、書類の確認がありました。その後試験官に名前を呼ばれるので、一緒にオフィスを出ます。
・まず試験官が車の後方に立ち、車のウインカー、ブレーキランプ、クラクションの確認をしました。試験官が同乗した後、オフィスを右折して、試験場へ移動しました。
・テストの内容は、ウェブページにも記載がありますが、おおむね日本で運転経験が有る方であれば問題無いものだと思います。主な項目は、Three Point Turn(三点方向転換)、Straight-In Parking(前進の車庫入れ)、Stop Quickly(急ブレーキ)、Backing(バック走行)、などで、その間の一時停止やウインカーの使用なども確認されています。
・試験1回目:お恥ずかしい話ですが、1回目は不合格でした。問題無く上記項目をこなしていましたが、最後に日本の癖でうっかり左折後に左側車線に入ってしまいました。そのため不合格となり、再度1週間後のテストを予約しました。
・試験2回目:特に試験官からの指摘も無く、あっさり合格になりました。入国後30日を超えてしまったので、アメリカ免許をお持ちの方にDMVまで同伴していただきました(Tさん、有難うございました!)。
・試験後、再度書類の確認、手数料支払い後、すぐに免許が交付されました。
・NWのDMVの職員が、全員ではありませんでしたが威圧的な態度でしたので、過度に緊張したり、不必要にあれこれ考えてしまって失敗しないようにしましょう(経験談)。
アパート探し
・アメリカには日本のような不動産屋はあまり無いので、グーグルで住居情報サイトを探して、希望するエリアや間取りから絞っていきます。私は歯学部なので大学の南側を中心に探しましたが、大学の東はダウンタウンで飲食店や学生用アパートが多い、南東はアパートやお店が少ない、南西は学生向け、ファミリー向けアパートやお店多い印象です。
・UFのIDカードを持っているとバスが無料になるので、通勤や通学に便利です。住居を探す際にもバスルートが近くに通っているかが参考になると思います。バスのウェブサイト:http://go-rts.com/
・候補を絞ったら、各アパート等の管理会社にコンタクトを取ります。私は大学南西のRidgemar Commonsアパートメントにしました。少し周囲より家賃が高いですが、管理会社の対応が他より丁寧なようです。バトラープラザにも近く、大学へもバスで20分ぐらいです。
アメリカでの携帯電話とポケットWi-Fi
・日本ではUQmobileのiPhone SEを使っており、SIMフリーにしてこちらでプリペイドSIMカードを購入しました。バトラープラザのBest Buyに行き、店員さんにVerizonとAT&TのSIMカードを試してもらいましたが、Verizonの方は上手くアクティベート出来なかったので、AT&Tのプリペイドマンスリープランにしました。4G (LTE)の通信速度は日本並みの印象です。
・ポケットWi-Fiも必要だったので、Verizonの4G (Jet Pack)を購入しましたが、通信速度が遅く使い物になりません。周囲の話では、一般的にネット速度が遅く、ケーブルテレビのCOXのネット回線をセットで契約する人が多いようです。
・UF内では、Eduroamというネットワークが使用できます。